過活動膀胱の女性 薬についての知識

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過活動膀胱とはトイレが近かったり夜に何度もトイレに行ってしまったり、トイレまで我慢できずに漏らしてしまったりというような症状を引き起こす疾患です。
男性よりも女性の方がおちいりやすい病気です。
女性の過活動膀胱によい漢方薬とその効果ですが、一つ目は八味地黄丸です。
八味地黄丸は身体を温めて身体全体の機能低下をもとに戻していく処方です。
「気」「血」「水」を増やしてめぐらせる生薬と、身体を温める生薬の組み合わせによって、頻尿や尿漏れ、残尿感、夜間尿などを改善してくれます。
また腎のはたらきをよくする生薬が配合されています。
漢方でいう腎とは、腎臓、副臓、膀胱、生殖器の総称になります。
新陳代謝を高める効果もあります。
配合されている生薬は、黄(じおう)、 山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)、桂皮(けいひ)、附子(ぶし)です。
過活動膀胱の状態とは膀胱で体のうるおいや温かみを作り出せずに、身体が冷えてしまって柔軟性が失われている状態を考えられますので、膀胱の周りの筋肉の柔軟性が失われている可能性があります。
膀胱の周りの筋肉の柔軟性が失われると、膀胱は尿をたくさんためることができないので、尿漏れや頻尿を引き起こします。
また冷えやすい体は汗をかきにくいので、水分が逃げていかずに尿に回ります。
そのため尿がすぐにたまってしまってトイレに行く回数が増えてしまうのです。
二つ目は牛車腎気丸です。
牛車腎気丸は筋肉や骨に栄養を与え、水分の代謝をよくする八味地黄丸の処方に、身体を温めて血行を良くする邦訳と、余分な水分を排出する生薬を加えた処方になります。
尿量減少や腰痛、むくみや下半身の痛みなどに用いられます。
配合されている生薬は、地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)、牛膝(ごしつ)、車前子(しゃぜんし)、桂皮(けいひ)、附子(ぶし)が配合されています。