女性の過活動膀胱の治療薬を比較 ベタニス、ベシケアなど

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女性が過活動膀胱で病院にかかったらもらう処方薬

 

トイレが近い、尿もれするなどの症状がある場合、過活動膀胱という病気の可能性があります。

 

急にトイレに行きたくなって待てないことがあるなら、過活動膀胱であることが多いです。

 

さて、そんな過活動膀胱ですが、最近ではよい治療薬が開発されていて、多くの患者さんが薬によって改善していると言われています。

 

今回は女性の過活動膀胱で使われる治療薬についてまとめました。

 

ちなみに、ここで紹介する治療薬は、病院に行って処方してもらうお薬となりますので、薬局で買うことはできません。

 

手に入れたい場合は、病院にかかるようにしてみてください。

 

 

女性の過活動膀胱治療薬にはいくつかの種類がありますが、大きく分けて2つの系統のお薬に分けることができます。

 

一つが交感神経刺激薬であるベタニス、もう一つがムスカリン受容体遮断薬であるベシケア、ウリトス、トビエースなどが上げられます。

 

ではこの二種類の薬効のお薬を比較してみますと、どちらも膀胱の平滑筋に作用する同じ過活動膀胱の治療薬ではありますが大きな違いが見えてきます。

 

 

 


過活動膀胱の治療薬、ベニタスってどんな薬?

 

まずベタニスの方ですが、ベタニスは交感神経のβ3受容体を刺激することによって効果を発揮します。

 

その効果は膀胱の平滑筋をゆるませることにより、今までよりも膀胱の容量を上げて尿を貯められるようにする効果が期待できます。

 

そもそも、膀胱はいつもなら伸び縮みしてたくさんのおしっこをめられますが、過活動膀胱になると膀胱が固く、敏感になりおしっこを貯められなくなってしまいます。

 

ベニタスで膀胱で貯められる量を増やすことで、困ったトイレのトラブルを解消していきます。

 

ただし、動物実験で生殖毒性が確認されているため、妊娠中の女性や妊娠を希望する女性、若年層の女性には使えないお薬となっています。


ムスカリン受容体遮断薬、抗コリン薬について

 

次にムスカリン受容体遮断薬たちです。

 

ムスカリン受容体遮断薬は抗コリン薬とも呼ばれています。

 

こちらは膀胱平滑筋の異常収縮を抑えることにより、何回もトイレに行きたくなってしまう頻尿や、突然我慢できないほどの尿意におそわれるといった尿意切迫感を改善する効果が期待されます。

 

ムスリカリン受容体遮断薬は、生殖毒性は持たないためこちらは若年層の女性にも比較的使いやすいお薬となっています。

 

その反面、ムスカリン受容体には唾液の分泌を抑えてしまう副作用や光を眩しく感じてしまう副作用があり、特に唾液の分泌を抑える副作用は比較的よく見られる副作用でもあります。

 

唾液の分泌が少なくなるので、口の中が乾いてしまうわけですが、だからといって水分を多く摂ると頻尿が余計に強くなってしまう可能性があるため、この場合飴を舐めるなど他の方法で緩和する必要があります。

 

ベタニスやベシケア・トビエース・ウリトスは別の作用のお薬ですので、片方のお薬だけで十分に効果が得られない場合、両方の作用のお薬を併用することも十分に考えられます。