緑内障がある女性は過活動膀胱の薬が使えないことも、注意しよう

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緑内障の女性が使えない過活動膀胱の薬があるって本当?

 

過活動膀胱になって病院へ行くと、お薬での治療と行動療法がおこなわれます。

 

この時に処方される薬の中で、緑内障の女性には使えない薬があります。

 

抗コリン薬といいます。

 

今回はこの緑内障で使えない過活動膀胱の薬についてまとめました。

 

もし緑内障があるなら、必ずお医者さんに伝えるようにしましょう。

 

 

 

過活動膀胱になると大変ですよね。

 

一日に何度もトイレに行ったり、我慢できずに漏らしてしまったりと、一日でも早く治したいものです。

 

 

 

そんな過活動膀胱ですが、実は緑内障の女性方は薬を使えないことがあるんです。

 

理由は過活動膀胱の治療で、主に使用される抗コリン薬にあります。

 

これは膀胱の収縮を促すムスカリン受容体をブロックして、過剰な膀胱の収縮を抑える働きをしています。

 

しかし、抗コリン薬は膀胱だけでなく他の部位、とくに目に存在するムスカリン受容体にも作用します。

 

そして、これが緑内障の方には問題になるのです。


緑内障とは?

 

緑内障とは、視神経が眼圧の上昇で圧迫され、見える範囲が徐々に狭まってしまう病気のことです。

 

また緑内障には二種類あり、そのうちの一つを閉塞隅角(へいそくぐうかく)緑内障と言います。

 

この症状は房水と呼ばれる、角膜と水晶体の間にある体液が排出されず、眼圧が高くなることで起こります。

 

そして、この眼圧上昇の原因のひとつに散瞳誘因というものがあります。

 

 

 

これは瞳孔が開くことで、房水の出口になっている隅角が虹彩によって塞がれてしまう状態をいいます。

 

つまり、閉塞隅角緑内障では瞳孔が開くと、房水が排出されず眼圧が上がってしまうのです。

 

眼圧の上昇は症状の悪化につながるので、気をつけなくてはいけません。

 

 

 

しかし、抗コリン薬は目で作用すると、瞳孔が開き眼圧が上がってしまいます。

 

そのため、過活動膀胱の治療に使われる抗コリン薬の使用が避けられているのです。


緑内障で抗コリン薬を使えない時はどうなるの?

 

実際に多くの過活動膀胱の治療薬の添付文書には、閉塞隅角緑内障の方には、使わないよう記載されてます。

 

そして、この病気は男性よりも女性の方が2〜4倍多いとされています。

 

そのため、女性のかたは抗コリン薬を使用しにくいというわけなんです。

 

 

 

過活動膀胱も緑内障も加齢とともに、かかりやすい病気です。
現在ではβ3アドレナリン受容体作動薬が開発されています。
ですが、

 

これは主に女性の方に処方されており、また過活動膀胱には漢方も有効です。

 

確かに、使えないものもありますが、このような対処法もあるので、医師と相談してみると良いでしょう。