治ったと思っても繰り返す 女性の過活動膀胱の再発を防ぐには?

MENU

過活動膀胱を繰り返す女性のための対策

 

過活動膀胱の症状がある女性でも、治療や対策をしている方は非常に少ないと言われています。

 

どこかが痛いわけでも、熱が出るわけでもありませんので、そのままにしておく方が多いのです。

 

実際に病院へ行く方も、過活動膀胱の人口から言ってほんのわずかです。

 

市販薬を飲んだり、骨盤底筋体操をしたりと自分で解決しようとして繰り返しているようなら、病院へ行ってみてください。

 

今では、よい薬もあり効果がある方も多いようです。

 

 

また、病院へ通っているのに繰り返し過活動膀胱の症状が出てしまうという方もいます。

 

そういった場合は、薬を決められたように飲んでいなかったり、行動療法をやめてしまったりしています。

 

この記事では、以上のような過活動膀胱を繰り返してしまう女性のための対策をまとめましたので参考にしてください。


過活動膀胱かな?と思ったらまずは病院へ

 

頻尿や切迫性尿失禁などの過活動膀胱の症状が出たら、まずは病院で診てもらうようにしましょう。

 

女性の場合は、女性泌尿器科やウロギネ科など女性のための外来もありますので、近くにあるようでしたらそちらを選んでみてください。

 

 

 

病院での過活動膀胱の治療には、ふつう抗コリン薬やβ3刺激薬などを用いて薬物療法を行います。

 

これらの薬は膀胱の収縮を抑えたり、膀胱に尿をためる容積を増やす効果があります。

 

ただし副作用が出ることがあります。

 

 

 

薬で効果が見られない時は、電気刺激を与える療法もあります。

 

膀胱や排尿筋、骨盤底筋の収縮力を強めたり、神経のはたらきを調整する効果があります。

 

また、磁気刺激療法は磁場の変化によって骨盤底領域の神経を刺激する療法です。

 

これは2013年に承認を受けた新しい治療法です。

 

 

 

その他、行動療法として膀胱訓練や骨盤底筋体操などがあります。

 

膀胱訓練は、膀胱に尿をためておく時間を長くするための訓練です。

 

尿意を感じた時にすぐトイレに行かず、しばらく我慢します。

 

この我慢する時間を少しずつ伸ばしていき、膀胱に尿をため量を増やしていきます。

 

 

骨盤底筋体操は、文字通り骨盤底筋を鍛えるための体操です。

 

ここを鍛えることで尿漏れが改善する可能性があります。ぎゅっと膣を締めて一定時間待ち、また緩める、という動作を繰り返します。

 

立っていても座っていても、仰向けに寝た状態でもできますので、日常生活に取り入れてしまうといいでしょう。

 

 

 

病院へ行くと、こういった治療を指導されます。

 

薬だけの治療ではないところがポイントです。


それでも繰り返してしまう過活動膀胱

 

しかし、症状が出なくなったからといってこれらの療法をやめてしまうと、過活動膀胱は再発することがあります。

 

治ったと思っても繰り返すことのある、厄介な病気なのです。

 

 

 

再発する原因に、薬を飲むのをやめたというのがあります。

 

比較的薬が効いた方に多いのだと思いますが、薬を飲んで治ったと飲むのをやめたとたん、再び症状が現れます。

 

薬のおかげで収まっていたため、治ったわけではなかったということです。

 

 

そんな時には、薬を飲むことと、医者に指導された行動療法をきちんと行っていくようにしましょう。

 

膀胱訓練や骨盤底筋体操はめんどうですが、体が慣れてしまうと薬が効かなくなってくることも考えられますので、体そのものを鍛える必要があります。

 

骨盤底筋体操に関しては、毎日続けるようにしましょう。

 

 

 

また、再発を防止するには、普段の生活でいくつか気を付けるべき点があります。

 

まずは水分の摂取量に注意しましょう。

 

多すぎても少なすぎてもいけません。

 

 

 

また、カフェインやアルコールは過活動膀胱の症状を悪化させる可能性がありますので、コーヒーやお酒の摂取は控えた方がいいでしょう。

 

辛みの強いものなど刺激の強い食べ物も避けるようにしましょう。

 

また、体を冷やさないようにすること、適度な運動をして筋力を鍛えることも大事です。

 

 

 

 

付け加えておきますと、トイレのトラブルを抱える患者さんが、自分の納得いく医者に出会うまで平均で3件の病院に行ったというデータがあります。

 

「大河原節子 おしっこの本」より

 

もし、何度も繰り返したり治療がうまくいっていないと感じるときには、あきらめずいくつかの病院を回ってみてもよいかもしれません。

 

別の原因が見つかることもあります。

 

年のせい・・・とあきらめずに、よくなると信じて対策をしていってください。